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作品紹介

当館では、19世紀末から20世紀初期にかけて流行した、アール・ヌーヴォーとアール・デコの代表的ガラス作家
ガレ、ドーム、ティファニー、ラリック達の作品を展示しています。

 

アール・ヌーヴォーとはフランス語で「新しい芸術」を意味し、
うねるような曲線を用いて、写実的に植物や風景を描いた作品が多いのが特徴です。
1900年頃が最盛期です。

アール・デコは、「装飾芸術」を意味し、
幾何学的な文様、シンプルな直線が特徴です。
アール・ヌーヴォーの後、1925年頃に最盛期を迎えました。



 あじさいをヨーロッパに紹介したのはシーボルトです。
 日本地図を国外へ持ち出そうとして追放された“シーボルト事件”が有名ですね。
 
 しかし、鳴滝塾を開いて熱心に教育し、日本の植物などを研究してヨーロッパに伝え、根付かせた功績も大きいのです。

中でも彼が愛したのは、あじさい。
 ハイドランジア・オタクサと名づけられたあじさいには、シーボルトの日本妻・お滝さんの名前がこめられています。

シーボルトが日本から運んだ植物はオランダやベルギーの苗床で育てられ、販売されて、後にガレの庭にも咲き誇るようになるのです。

 

ガレ
「あじさい文花瓶」
(ガラス)

 

 ドームの特徴は、大きな作品も小さな作品も同等の精密さで、可憐な植物を写実的に描く姿勢です。

 野に咲くスミレは小さくて、足元を見なければ存在すら気づかずに、見過ごしてしまうかもしれません。

 けれど、現実の生活で足元を見る余裕がなくても、ドームのガラスの花を見てほっと一息つける・・・そんな瞬間が欲しくて、100年前の人々はドーム作品を購入したのでしょうか?

 「うちにあったら癒されそう・・・」そんな声もよく聞かれます。(^^)

 

 

ドーム
「スミレ文一輪挿し」
(ガラス)

 



ここ伊豆ではゴールデンウィークに見頃をむかえる藤。藤棚から枝垂れる紫や白の花姿には気品が感じられます。

源氏物語の藤壺やモネの庭、藤の字が苗字に含まれる人、イメージするものは様々ですが、ティファニーは藤を見て、ランプの傘につかえる!とひらめいたのですね。

19世紀末にエジソンが白熱電球を普及させてから、ランプの需要も飛躍的に伸びました。

ティファニーは大きなステンドグラスを制作する際に余ったガラス片(カレット)を、ランプの細かい模様に有効活用し、成功しました。

ティファニー
「藤文ランプ」
(ガラス)

 

 「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」・・・理想の女性を形容する言葉にも含まれるように、ゆりは気高く、美しい花です。テッポウユリやカノコユリなど種類も色も豊富で、切り花としても強いです。

しかし、かつてヨーロッパにはそのような品種はなく、日本・横浜の港から膨大な数の百合根が輸出されて、広まっていきました。

日本のユリをヨーロッパに紹介したのもシーボルトです。

オパール色のガラスが白百合の清楚な空気感にぴったりです。

 

 

 

ラリック
「百合文オパールボウル」
(ガラス)

 



 エルテは、ロシアに生まれ、欧米で活躍したデザイナーです。

 6才にして、すでに母のドレスをデザインしたそうです。
 パリに出てはじめて働いた店では、女主人から「才能がないからデザイナーは無理」と言われたそうですが、彼はあきらめませんでした。

 後にファッション誌ハーパース・バザーの専任デザイナーを21年間つとめ、舞台美術や映画の衣装も手がけました。

 日本では資生堂花椿クラブの記念品などにデザインが採用され、来日もしています。当館で初めてエルテ作品を見て「ファンになった!」というお客様も多いです。

エルテ
「シレーヌ」
(ブロンズ)

 

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